大学入試改革-共通テストの特徴

高校生
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センター試験の廃止と共通テストの実施

2020年度大学入試でセンター試験が廃止、共通テストの実施が決まっています。

センター試験と比較した上での共通テストの特徴は以下のものです(これは試行問題で確認できます)。

①記述式問題の導入(国語と数学)
②全教科で文章量がかなり増える
③英語はリスニングの配点が20%→50%へ大幅増。

①と②については国語力の有無がかなり影響してきそうです。
限られた時間の中で、長くなったリード文や資料を正確に読み取り、思考する力、表現する力が必要となります。

③についても大きな変更です。これは高校や塾での指導も変わってきそうなポイントだと思います。

国語の重要性

国語の試行問題(リンク)を確認すれば分かるのですが、けっこう公立中高一貫の問題と似ている部分があります。
たとえば、ポスターや図表を読み取らせて解答させるものは顕著な例です。
また、詩などが出題されるのも公立中の適性検査に似ている部分です。
保護者の方の時代とは全く別物の入試にです。
中学受検をするしない関わらず、小学生のうちから適性検査型の勉強をしていく必要も出てくるかもしれません。

さらに全教科で文章量が増え、その中から的確にポイントを掴める情報処理能力が求められますし、与えられた情報活用する力(リテラシー)も必要となってきます。

これまで英数と比べてあまり重要視されていなかった国語ですが、読解力の有無が全教科の得点に影響してきそうな感じです。

保護者の方はお子さんの国語の学習について、考え直してみることをおすすめします。

英語の配点が変更

センター試験:筆記200点&リスニング50点

共通テスト :筆記100点&リスニング100点

に変更となります。

英語の配点の半分をリスニングが占めるという、かなり大きな変更です。
これについても、当然対策が必要となってきます。

今までは「小学校の頃から英会話教室に通っていたのに、英語ができない」生徒は多かったと思います。
それは、学校も入試も文法メインだったからです。
英語を「聞く」「話せる」といった力はあまり必要ありませんでした。

それが、今回の共通テストの実施+民間試験(スピーキングあり)の導入で変わってきます。
公立学校の授業では身につきにくい「聞く力」「話す力」を、各自でつけていく必要があります。

勉強が変わる

学校教育トップの大学の入試が変わるということは、それに合わせるカタチで高校入試、中学入試も変わってきます。
となると、当然それぞれの勉強の仕方も変わります。

学校・塾・家庭・・・全てが変化を求められ、変化に対応できないところは淘汰されます。

個人的に、教育改革(大学入試改革)で1番有利になるのは、私立中受験組だと予想しています。(詳しくは別記事にて)

これから(将来)大学受験をする子がいるご家庭は、2021年入試を注意して見てください。

そして現在の学習の見直しをします。必要があれば柔軟に対応することも大事だと思います。

たとえば、タブレットや端末を使った学習は今かなりのレベルに来ています。
教育業界では、このICT分野が1番先に進んでいて、教育改革に対応するために多くの塾が導入していく気配。
家庭でも取り組めるものがあるので検討する価値はあると思います。

また、塾に通うにしても「英語のリスニング、スピーキングテスト対策」をきっちりやっているところを選ぶ必要があります。
感度が鈍くて「教育改革?ウチにはあんまり関係ない」と高をくくっているところも、多くありそうです。

受験は情報戦の側面があります。色々情報を集めて、その子や家庭に合った学習を見つけるようにしましょう。