よい塾探し、失敗しない塾選び

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良い塾?悪い塾?-判断するポイント

子どもの学力を決定づけるものは、いくつかあります。

それは例えば、IQだったり、環境だったり、EQだったりです。

よく言われるのが、「学力を決定するのは遺伝が50%、後天的要因が50%」というものです。

当然、持って生まれた地頭の良さは大切なのですが、成績の上がる子に共通しているものがあります。

それはよく勉強している、ということです。

「何だ、当たり前じゃないか」と思われるかもしれませんが、これが一番大事です。

で、よく勉強する子というのは「勉強に取り組める環境づくりが上手い子」です。

その意味で、環境というのは学力を決める大きな要因だと個人的には思います。

だからこそ塾選びは重要です。

とはいえ、塾も千差万別です。

「よい塾とは何か」という問いに対して、絶対普遍の答えを出すことは非常に難しいです。

それはその子に合うかどうかが一番重要なポイントになるからです。

【塾選びの要素】
・集団型か個別型
・進学塾か補習塾か
・授業料
・講師の質
・厳しい、ほめる
・宿題の多少
・通塾曜日
・家からの距離 など

ちょっと考えただけでも、判断材料はいくつもあります。

ここで重要なことを言います。

それは、塾を探す前に親と子どもが、塾に何を求めるのかということです。

塾探しの前に家庭の方針をきっちり決める

塾を探す前に、まずは家庭として塾に何を求めるのかをきっちりと決めておきましょう

たとえば、フレンチを食べたいとなったときにイタリアンの店を探しますかってことです。
イタリアンの店に行ってもフレンチは出てきませんよね。

それぞれの塾には、得手不得手は必ずあります。
その時に、家庭の求めているものと塾が出来ることが一致していなければ、双方にとって不幸です。

ここでは特に、塾の方針と家庭の要求との相違による多いトラブルをあげておきます。

厳しさ

たとえば、宿題のようなやらくちゃいけないものをやっていないときの対応です。

宿題忘れが続いたときに、厳しくてもいいからやらせてほしいのか。
それとも、厳しくすると子どもが可哀想だから大目に見てほしいのか。

簡潔に言えば、「成績は上げてほしいです。でも、厳しいのもイヤです」というもの。

この矛盾は両立しません。

何かを得たければ、何かを捨てる覚悟も時には必要なんじゃないかと思います。

どうしても成績を上げたい場合

「成績アップが絶対!」と考えるのであれば、塾はかなり慎重に選ぶ必要があります。
本当に実力のある塾というのは、そんなには多くありません。

で、生徒の成績を上げられる塾というのはある程度の厳しさを持っています。

中途半端にやっていると、成績の伸びも中途半端になります。

伸び伸び勉強して、進学先は行けるところでかまわない

「伸び伸び勉強して、進学先は行けるところでかまわない」ということであれば、極端に悪い塾でなければ、料金や通いやすさ、友人がいるかどうかなどで決めていいと思います。

結局は・・・・・・

・求める成績
・子どもの負担(勉強量と時間)
・家庭の負担(費用や送迎)

とのバランスです。

成績を求めれば、子どもの負担は増えます。
また、補習などで通塾日が増えれば送迎等で親の負担も増えます。

逆に、成績をある程度で妥協することで、子どもは無理なく楽しんで塾に通えるでしょう。
「理科社会の成績には目をつむる」ということであれば受講科目も減り、経済的な負担も軽くなります。

で、家庭としてどこにバランスを置くかを決めておきましょう

食べたいものが決まらなければ、行くべきレストランも見つからないのです。

その塾の中身を調べる

家庭の方針が決まったら、塾調べです。

ここでは主に、塾の中身についての話になります。

周りの口コミや体験授業への参加等でその塾がある程度分かりますが、最終的には実際に通ってみないと合う,合わないは分からないです。

で、最初に結論を書きますが、結局は「人」が重要なんだと思います。

大手だからいいとか、塾のシステムや教材がいいとかはあまり関係ない。
講師の質、講師と生徒の相性が一番大きいです。

たとえば、サッカー代表監督で言えば、システマチックなサッカーを目指した「鬼のトルシエ」、選手の個性を活かしたサッカーを展開した「仏の西野」、両監督とも本大会でベスト16まで進んでいます。

当然、トルシエの指導で伸びた選手もいれば、スポイルされた選手もいます。
それは西野監督も同様です。

指導者との相性というのはかなり重要な要素です。

その子に合う環境と指導者を見つけてあげることが重要です。
ここは忘れないようにしておきましょう。

その上で、悩んだときは以下の項目をチェックしてみてください。

体(てい)のいいことばかり言う塾はダメ

保護者に対して、都合のいいことしか言わない塾はダメです。

たとえば、入塾説明の面談で、
「欠席補習はします」
「できるまでやらせます」
「ウチに来れば大丈夫です」とかです。

塾としてもそうだし講師個人にも、得手不得手があります。
出来ないものは出来ない。

銀座の高級寿司店で、「うまいフレンチを食べさせてくれ」って言ってもしょーがないでしょ。
でも、寿司屋なのに「ウチはフレンチも作れます」とか言っちゃう塾が多い。
で、ムリしてフレンチを作っても食べた客は満足しないわけです。

厳しく注意してくれる講師がいる

入塾後の担当講師の少なくとも一人は厳しい講師であることがポイントです。

「ダメはダメ」と言ってくれるかどうかです。具体的に以下のようなとき。

1.授業中の私語や手遊び
2.宿題忘れ
3.課題未提出者への追っかけ
4.自習室の雰囲気(私語、飲食等)

子どもたちには悪いのですが、これらは都度注意しないと必ずルーズになります。

「注意されないからやらない→やらないから成績も上がらない」になってきます。

これでは、時間とお金と労力を費やしてまで塾に通う意味があるのか?

生徒が集まって評判の良い塾の多くは、厳しい先生がいるものです。

正社員と非常勤の割合

最初に断っておくと、自分は「非常勤の講師はダメだ」などと言うつもりはありません

正社員よりも優秀な時間講師もいます。
特に大学生の講師だと、生徒と年齢が近く親しみやすい、若さと勢いがある授業が出来るなどのメリットも多いと感じます。

ただし、場合によってはそうも言えないケースが出てくる。

例えばレギュラーの授業とは別に、「欠席した場合の振り替え授業」や「試験対策授業(補習)」をやるという場合。
会社としては時間講師に依頼すると、その分の給料を出さなければならず人件費が増える。そうするとそれらについて消極的になります。(補習で授業料はもらえない)

また、大学生講師だと、生徒を叱るべきときに叱れないケースがやはり多いです。
そうなると授業中は私語の多く、宿題もやらないクラスになりがちです。

なので、あまりに非常勤講師の割合が高い場合は注意が必要です。

ウリがない塾はダメ

「この点は地域で一番です!」くらいのその塾の強いウリ=個性 は欲しいところです。

どの塾でも言っているような、
「面倒見がいい」
「部活との両立を応援」
「欠席フォローします」
「定期テスト対策もバッチリ」とかは無視していいです。
そんなのどこもやってます。

大事なのは「一番」「どこにも負けない」とかです。あとはスゲー尖っていること。

・合格実績が地域で一番
・厳しさはどこにも負けない
・試験対策には絶対の自信がある
・講師は全員正社員で非常勤は一人もいない
・上位層しか面倒見ません
・ウチは生徒を選びます
・ウチの方針にご理解いただけないなら他所をオススメします

信念持って意識高く頑張っている塾のほうが、子どもの特長とマッチしたときに大きく伸びます。
また、そういう塾は保護者に媚びないし、生徒に迎合もしないことが多いです。

個人的には「どんな生徒も受け入れます」系の塾は当たりが少ないと思う。

外観・内装・備品などで判断

長い間運営している塾は、当然それなりの使用感は出てしまいます。

だから真新しを求めるのではなく、清潔感が保たれているかをチェックするようにしましょう。注意して見て欲しいところは6つ。

教室の壁

職員室ではなく、教室の壁を見るようにしましょう(ここは絶対チェック!)。
長く運営している塾に真新しさを求めるのは難しいので、使用感にはある程度目を瞑ります。

落書きやシャーペン等で削られた、壁紙を剥がされていないかをチェックしましょう。このようなイタズラの跡がある場合は、指導、注意できる講師が少ない or 質の悪い生徒が多いかのどちらかです。

ここも必ず見るようにしましょう。机に関しては水拭きするなど、定期的にきれいにしていれば極端に汚くなることはないと思います。壁と同じになりますが、注意すべきは落書きです。自習室ではなく、教室の机に落書き等がある場合は以下の点で問題がありそうです。

①生徒のことを見ていない(落書きに気付いてない)
②落書きに気付いても注意できない or 流している
③授業がツマラナイ→面白くないから落書きでもするか

②に関しては、特に若い先生にそういう傾向が見られます。より問題なのは勉強面でも言うべき言葉、すべきアドバイスがあるにも関わらず、流していないかということです。

自習室

自習室の机を見せてもらいましょう。
最近は監視カメラを設置して、職員室から各教室内の様子を確認できるようにしている塾も多くありますが、それでも自習室は盲点となりやすところです。

ここがきれいであれば、きちんと指導、管理ができており落ち着いた雰囲気の中で自習できているということになります。

トイレ

お子さんが女の子の場合は確認してみてもいいかも知れません。

最低限トイレは男女別にしているべきです。

男子はあまり気にしませんが、女子は使いにくさを感じると塾自体が居心地のよくないものになってしまう可能性があります。

職員室

塾に入ってまず最初にあるのが職員室です。ここは結構目立つところです。
少なくとも来客対応するカウンター周りは整理整頓されているべきです。

ただ、判断が難しいのは各講師の机です。
常にテキストやプリント、書類を整理整頓している講師もいれば、机の上がモノが山積みでいつ崩れるか心配……という講師もいます。

*以下管理人の主観。
定期試験や入試前などは、ある程度乱雑でも許容してもいいかと思います。
デキる講師は補習や対策授業を多く抱え、授業や教材作りが優先になります。
勤務時間をフルに使って動きます。
終業が22時ならその時間まで生徒たちの相手をしています。
よって、整理整頓が後回しになりがちです。

駐輪場

駐輪場はきれいに自転車が並べられていることが理想です。
勉強だけ教えていても成績は頭打ちになります。
生徒が自立して自学自習できるようになるには、精神的な成熟も必要となります。
そういう意味では生活指導的な部分も欠かせない。
参考記事 IQと同じくらい「EQ=心の知能指数」が大切なんです

毎年のことですが、上のクラスの生徒達は講師が言わなくてもきれいに自転車を並べて置きます。
逆に下のクラスの生徒ほど、あとから来る人のことを考えずテキトーに置く。

机の落書きと同じですが自転車が乱雑に置いてある塾は、講師の指導力が不足しているか通っている生徒の質(頭のいい悪いではない)が悪いかのどちらかです。

塾ナビの評価はアテにならない

口コミサイトの塾ナビの評価はアテにしないほうがいいです。

塾ナビに広告料を払った塾(塾ナビ上から資料請求できる塾)は評価が高くなり、ランキングも上位にくるようになっています。

逆に広告料を払っていない塾については良い口コミ投稿があっても評価に反映されないことがあります。

また、事実に反する口コミ(場所や環境、立地条件といった客観的に誤りとわかるもの)があっても、広告料を払っていなければ修正・削除に応じてくれません。
↑憶測ではなく事実。管理人は実際に経験しています。

管理人から見て「頑張っているな」と同業として刺激を受けるよい塾ほど、塾ナビに広告料を払っていない印象です。

まあ、塾ナビに頼らなくても、しっかりやっている塾は生徒が集まってきますもんね。

まとめ

以上で、塾選びのポイントやコツの紹介は終わりです。

最後のこれまでの内容をまとめてみます。

・子どもにより、合う合わないはある
・先生の質と相性は大事
・甘いよりは厳しい塾
・売りがある塾
・教室内外は清潔に保っているか

以上です。

最後までお読みいただき有難うございました。

少しでも参考になれば幸いです。