コロナの影響でZOOM授業を行ってきましたが、6月から対面授業も再開しています。
(希望する家庭はZOOMを継続)
久しぶりに登校してきた生徒たちを見て、気になったことがあります。
それは、「挨拶をしない」です。
これまで20年間、多くの教室長や先輩講師の下で働いてきました。
結構、「挨拶はしてもしなくてもどっちでもいいんじゃない?」とか「嫌がる子もいるから挨拶を強要するな」という講師もかなりいました。
他の講師と比べると自分は挨拶にはうるさいほうかも知れません。
それこそ、自分が以前の会社で教室長をしていたときは挨拶は徹底していました(生徒はもちろん講師も)。
自分が挨拶を重要視する理由は以下です。
- 自分を上手く見せる
- 希少な情報を得やすくする
- 訪問者の目
自分を上手く見せる
これは単純に挨拶をしたほうが他者からの印象が良くなるのかどうかという話です。
たぶん今の日本はまだ、「挨拶はしたほうがいい派」のほうが多数のように思います。
だったら、「挨拶しておいたほうが無難だよね」ってことです。
生の情報を得やすくする
これは個人的な意見になります。
ネットが普及して大抵の情報はネットで手に入るようになりました。
情報の価値は昔と比べればだいぶ減っています。
ブロガーとかなら分かると思うのですが、Googleのアルゴリズムは権威性を重視します。
検索結果は個人のサイトよりも、法人サイトが上位にきます。
個人のリアルな体験や情報というのは埋もれがちです。
そもそも、皆が皆ブログをやったりnoteを書いたりしていません。
SNSも感情を共有する場になっていて情報を得るのには適していないし、そもそも情報が多すぎて求めるものがなかなか見つかりません。
なので挨拶をすることで・・・
相手との距離を縮める→その人だけが持っている貴重な経験や情報が得る というのも大事なんじゃないかと思います。
一般的な情報ならネット、レアな生の情報は個人から得る。
挨拶をしていたほうが、希少な情報が得やすくなってお得かと。
これは大人になったときにより大事になってくるかなと思うので、小中学生のころから挨拶が出来るようにしておいたほうがいいと思います。
訪問者の目
これは完全に塾側の都合です。
塾にも多くのお客さんが来ます。
保護者、中学校や高校の先生、地域の方々などです。
お客さんが来たときに「この塾の生徒たちはきちんと挨拶ができるな」「見ているこちらもいい気持ちになるな」と思ってもらえれば、塾のイメージもUP!集客につながります。
ウチの塾
ウチの塾は居心地重視の塾で躾とかの厳しさがありません。
自分が担任の生徒には「挨拶しなさい」と言っていますが、校舎全体ではそういう空気はないです。
よって冒頭の「挨拶をしない生徒」ばかりです。
他の塾はきっと挨拶する生徒ばかりなんだろうなあ。